ぶっちゃけ年初来安値圏の安定配当銘柄
本日は皆さんお待ちかねの銘柄分析記事です。
本日紹介する銘柄は「伊藤ハム米久ホールディングス」(2296)です。
この記事を読むメリットは2つです。
・伊藤ハム米久ホールディングスの決算内容がわかる
・伊藤ハム米久ホールディングスの株式の売買に活かせる知識が身につく!
ほとんどの方が私を知らないので、少しだけ自己紹介させてください。
私は日本株の財務分析が好きで、自分が次に買いたい銘柄を見つけて投資しています。
私の記事を読んで皆様が投資したい銘柄を見つけ、投資に向けた第一歩となればこれほど嬉しいことはありません。
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※投資は自己責任です。本ブログでは特定の銘柄の購入を勧める、または株価を予言するものではありません。最終的な投資の判断はご自身で行ってください。
結論
株価は短期的に3,810円→4,000円を超えると予想します。
伊藤ハム米久ホールディングスとは?
伊藤ハムといえば、ソーセージ、ハム製造の日本最大手の会社で知られています。
同じく、ハム、ソーセージ加工会社の米久(よねきゅう)と統合し、現在の名称になりました。
扱っているソーセージ・ハムは日常からギフト用まで幅広く取り扱っています。
株価
現在の株価は下記のとおりです。
株価は年初来で安値圏を推移しています。(令和6年12月8日時点)
少し長期的なスパンで見ると下記のとおりです。
長期で見ても2023年の8月ぶりの安値圏を推移しています。長期で見てもトレンドは上昇していることがわかります。
財務
次に伊藤ハム米久ホールディングスの財務状況を分析していきます。
売上高
売上高の推移を見ていきます。売上高は順調に推移してきています。
すでに成熟企業であるので大きな成長性は見込めませんが、安定感があります。
営業利益
次に営業利益です。
営業利益の推移を見ると、営業利益には波があります。
11月1日に発表された決算短信には家庭用製品のPRにより、売上高は増収したが、消費マインドの低下や、飼料価格の高止まりの影響を受けて、減益に転じてしまったとあります。
輸入食肉を取り扱っていることから、為替の影響や関税の影響を受けやすいという特徴も営業利益に大きく関係していることが伺えます。
売上高営業利益率
営業利益の減少に伴って売上高営業利益率も減少傾向にあります。
ただ、それでも20%以上という値は非常に優秀な値であると言えます。
純利益
純利益は今回の決算ではマイナス30%を出してしまいました。
これを受けて株価は大きく下落してしまいました。
純利益は推移を見ても2021年から下落しています。
自己資本比率
自己資本比率は60%を超えており、非常に安定した企業であると言えます。
ROA
ROAは近年減少傾向にあります。4%以上はほしいところですが、2025年は3%台に収まっています。
ROE
ROEの過去の推移を見てみると、現在は比較的低い値にあると言えます。
今後はこういった数値が回復してくれることを期待したいです。
配当
2025年3月期の予想1株当たり配当金は145円です。
これは配当利回り3.82%に相当し、魅力的な水準であるといえます。
また、最近の発表でこれまでは期末一括配当でしたが、中間配当を実施する発表がありました。
個人的に高配当株であれば4%は配当利回りでほしいところではありますが、この企業の魅力は約10年間減配がないところが心強いです。
コロナ禍でも増配していました。
また、株主優待と組み合わせた総合利回りであれば4%を超えてくるのでその意味では投資するのも面白い銘柄だと思いました。
EPS
2025年3月期の予想EPSは具体的な数値は提供されていませんが、PER(予想)が13.87倍であることから、約273円(3,790円÷13.87)と推定されます。
純利益が下がっていることからEPSも連動して下落傾向にあります。
決算
最新の決算短信は下記のとおりです。
最新の決算短信によれば、前期比で営業利益、純利益はマイナス30%となってしまいました。
株主優待
毎年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された200株以上を保有する株主に対して、5,000円相当の当社グループ商品が贈呈されます。
これは優待利回り0.66%に相当し、配当と合わせて総合利回り4.48%となります。
本銘柄を気になった理由の一つに株主優待があります。
ギフトでもらえるようなハムがいただけますが、なかなかこういったハムは自分で買う機会がないと思ったため、非常に魅力的に感じました。
一方で優待の権利獲得には200株の保有が必要であり、金額にすると70万円以上の資金が必要になることから、それなりに資金の確保が必要です。
結論
伊藤ハム米久ホールディングスの株価は短期的に3,810円→4,000円を超えると予想します。
その根拠として、以下の点が挙げられます
・魅力的な株主還元策
・PBRが0.76倍
・安定した財務基盤
配当利回り3.82%と株主優待を組み合わせた総合利回り4.48%は、投資家にとって魅力的。
PBRが割安であることを示しており、上昇の余地があること。
食品業界大手として安定した財務基盤を有していること。
これらの要因を総合的に考慮し、伊藤ハム米久ホールディングスの株価は4000円を目指して上昇する可能性が高いと結論付けました。
ただし、本企業は成熟企業であり、今後の株価の大幅な上昇は期待しにくい可能性もあります。
今後は現在の株価を注視し、更に下げるようなら積極的に買い増しもしていきたい銘柄だと感じました。
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以上です!!
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