こづかい5万円で買える財務優良な銘柄の中でも高配当な銘柄3つに絞って銘柄を分析しました。
日本の株式は100株単位で取引されているよね。
僕みたいなこづかい暮らしにはなかなか投資のハードルが高いよ
確かに、日本株の基本的な売買単位は100株です。昨今、1株単位で銘柄取引できる証券会社も存在しますが、まだまだ買える銘柄が限られていたり、成行きでしか注文できなかったりするのが現状です。
最近、単元未満株の取り扱いを始める証券会社は増えてきたけど、制限があって、投資が身近になったとは言えないね!
ですが安心してください。こづかい暮らしのかぶカウでも買えるように今回の記事では100株5万円で買える銘柄を厳選し、更に1つ1つの銘柄について買い時なのか分析しました。
そんな記事があったら読んでみたいな!
早速結論を教えてよ!
まあまあ、そんな焦らずに。今回紹介する3銘柄を詳しく分析したので、3記事にわたって紹介します。良ければこの記事だけでなく、近日公開予定の他の記事も読んで見て下さいね。
この記事はこのような方の悩みを解説します。
・5万円で株式投資なんてできるの?
・どんな銘柄を買えば良いのかわからない
・銘柄選定のやり方を知りたい
当ブログでは日本株に特化してご紹介しています!
本記事の制作にあたって私が銘柄厳選に使った優良な銘柄が一瞬で探し出せる、多機能で超優秀なツールを紹介します。
そのツールとはマネックス証券の「銘柄スカウター」です。
銘柄スカウターは銘柄検索だけでなく、銘柄比較にも使える神ツールです!
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ほとんどの方が私を知らないので、少しだけ自己紹介させてください。
私は日本株の財務分析が好きで、自分が次に買いたい銘柄を見つけて投資しています。
私の記事を読んで皆様が投資したい銘柄を見つけ、投資に向けた第一歩となればこれほど嬉しいことはありません。
※投資は自己責任です。本ブログでは特定の銘柄の購入を勧める、または株価を予言するものではありません。最終的な投資の判断はご自身で行ってください。
5万円以内で買えるおすすめ高配当銘柄
初日となる今回紹介する銘柄は日本ハウスホールディングス(1873)です。
日本ハウスホールディングス(1873)は、住宅建設業界で長い歴史を持つ企業です。この記事では同社の現在の株価動向や業績、そして私のような投資家にとっての将来性について詳しく解説します。同社のポテンシャルに興味がある方に役立つ情報を紹介します。
日本ハウスホールディングスとは?
日本ハウスホールディングスは、木造住宅を主力とする建設会社で、全国展開を行っています。同社は高品質な住宅提供に注力し、近年では再生可能エネルギー関連事業にも取り組んでいます。
株価
株価は令和7年1月20日現在で1株315円で購入することができます。上図は5年間の長期で見た株価チャートですが、2021年から2022年にかけては順調に株価を上昇させましたが、以降、下落傾向にあったことがわかります。ここ1年間はおおよそ横ばいの株価が続いているように見えます。
信用倍率という信用取引の比率では80.8倍と非常に高水準にあります。この状況は信用買い残の比率が高い、つまり将来の売り圧力が強いことを示しています
売上高
2008年からの売上高の推移をみると、年々売上高を減少させていることがわかります。
営業利益の推移
営業利益は年度によって多寡があるものの、2024年は大きく営業利益を減らして赤字の見込みになっています。
純利益
純利益も営業利益にならい、赤字の予想が出ています。2018年頃から純利益も奮わない状況が続いています。2024年12月6日の発表では2024年11月期の業績は黒字転換して各指標の赤字が縮小していました。
自己資本比率
自己資本比率は安定しており、財務基盤が堅固です。2008年からの推移も上昇しており、財務基盤的には問題のない値になっています。
ROA・ROE
ROAおよびROEも減少傾向にあります。売上高が減少していることに起因して近年は値が悪化しています。
一株配当・配当性向
一株あたりの年間配当金は2024年は5円でしたが、2025年は11円を予定しています。わずかですが増配となりました。しかし、現在の売上などの状況からはなかなか安心できない状況です。各年度の配当金額の推移は上図のとおりですが、同社は業績に連動した配当還元を行っています。
令和7年1月20日時点の配当利回りは3.51%です。
EPS
EPSは純利益が赤字のため、マイナスを記録しています。近年のEPSは純利益にならって減少傾向し、悪化の一途を辿っています。
決算
直近の決算短信は上図のとおりです。
2025年度の業績予想は2024年が赤字だった反面、黒字転換する予想になっています。前年が赤字だったため、伸び率は計算できませんが、今後の業績回復に期待したいところです。
また、決算期が10月から4月にかわっているため、前年度比較が安易にできないところもポイントです。
なお、直近決算を箇条書きでまとめると下記のとおりです。
・売上高、営業利益、純利益は黒字転換見込み
・配当金は6円増配の11円(配当利回り3.51%)
・自己資本比率は53.4%見込みで財務健全化
・住宅販売事業は新規受注件数の減少が見られる。
・ホテル事業はビジネス需要やインバウンドによる需要回復により回復傾向
安易な比較はできませんが、2025年度は前年比に比べて、良い決算が出そうです。と言っても、住宅の受注が業績の大部分を占めているので、今後の住宅販売台数に注目していきたいところです。
結論
結論、日本ハウスホールディングスは275円が買い時であると考えます。
その心は?
・株価275円が配当利回り4%水準であること
・直近は業績が黒字転換したばかりで、株価に反映されるためにはやや時間がかかると予想
・まだまだ不安定な情勢が続いていること
日本ハウスホールディングスは、短期的な課題を抱えつつも、中長期的には収益性改善が今後期待される銘柄でだと考えます。特に再生可能エネルギー事業への参入やホテル事業の業績伸長見込みなど、ポジティブな要素があります。安値圏を見極めて目標とする株価を設定したうえで投資を行うのが良いでしょう。
本記事の制作にあたって私が銘柄厳選に使った優良な銘柄が一瞬で探し出せる、多機能で超優秀なツールを紹介します。
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