決算間近で株価はどうなる?|日本屈指の大企業NTTの株価を分析

当ページのリンクには広告が含まれています。
アイキャッチ

最近気になっている株を分析するコーナー

略して「気に株」ということで今日も分析していきたいと思います。

私が最近気になっている銘柄はNTT(9432)です。

どうして気になっているのか理由は3つです。

・株価が上昇基調

・10年以上減配なしの安定高配当銘柄

安定の業績と盤石な財務基盤

かぶカウ

なんか期待が持てそうだね

本記事では下記のようなかたの疑問や悩みを解決するため、NTTの株について分析し、業績や決算で注目すべきポイントについてまとめました。これから株を買おうと思っているが銘柄を調べるのがいちいちめんどくさいというかたに向け、時短に繋がるように記事を書きました。

・最近日本株が高くなりすぎて積極的に買えない

・NTTの業績を知りたい

・高配当株に興味があるけど、どんな銘柄を買えばいいかわからない

本記事を読み、自らの株式のポートフォリオ作りの参考にしていただければと思います。

なお、本記事では2024年2月4日時点でのデータを元に分析していきます。

※投資は自己責任です。本ブログでは特定の銘柄の購入を勧める、または株価を予言するものではありません。最終的な投資の判断はご自身で行ってください。

目次

筆者紹介

プロフィール

結論

NTTの株価は短期的に187.5円から200円まであがると予想します。

その理由を解説していきます。

NTTってどんな会社?

NTTは大手通信事業者の1つです。時価総額は16兆円を超えており、主力の通信事業では有名なドコモを核として展開している超大企業です。

過去にもNTTの株価や財務について分析している記事がありますので、ご覧ください。

最新決算内容

2023年11月7日に出された最新の決算短信(第2四半期)は以下のとおりです。

かぶカウ

はい、決算書の見方わかりませんので、手っ取り早く教えてください!

そう言うと思っていました。決算書の内容を簡単にまとめると・・・

・売上高前年同期比プラス1.1%

・営業利益前年同期比マイナス4.6%

・四半期純利益前年同期比マイナス3.7%

・配当は1株あたり5円を維持

営業利益や当期純利益はマイナスになっているものの、全体としては大きなマイナスではないのかなといった印象です。第2四半期決算では、年間配当は1株あたり5円維持を発表しているので今年減配はなさそうです。

また、2月8日(木)に第3四半期決算が出されるので、前期に比べてどの程度財務が改善、伸長しているか、その動向も注視していきたいところです。

株価チャート

1年間チャート
出典:Trading Viewより

上図は過去1年間の株価の動きを表したものです。決算が11月9日に発表されたあと、株価は一時、167.8円まで下落しました。その後の動きは鳴かず飛ばずでしたが、年明けから1月中にかけて株価が急騰しています。

かぶカウ

その原因は何が考えられるかな?

新NISAのスタート

この原因の1つは新NISAのスタートです。2024年1月からニュースでも大きく報じられていましたが、新NISA制度がスタートしました。これにより、日本株のさまざまな銘柄に買い注文が入ったことが考えられます。

好調な日経平均

また最近の日本株の相場の良さも起因していると考えています。1月9日に日経平均株価は33,763円を記録し、1990年3月以来の高値を更新しました。相場の雰囲気も非常に活気が出ているような印象を受けました。

安定高配当株への注目

また、最近人気な投資手法として高配当株投資が挙げられます。

最近書店でも多くの高配当株に関する本が平置きされていますよね。(書店のラインナップはその時のトレンドの投資手法を抑えるのに適していると個人的には思います。)

そういったところや、順調に増配してきている経過と実績が現在の株高につながっていると考えています。

一方で、1月に入って1ヶ月足らずで株価が急上昇しているところを見ると、私は幾ばくか相場の過熱感を感じます。下図の1ヶ月間のチャートで言えば、160円後半〜180円前半を動いていた経過がありますので、株価上昇前に一旦調整で株価を下落させるシナリオも想定しておいた方が良いでしょう。

1ヶ月チャート
出典:Trading Viewより

指標分析

指標分析

基本的な財務指標は上図のとおりです。

時価総額は16兆円を超える超有名企業であり、指標は全体的に日本企業の平均以上の値です。

財務基盤的には安心できる数字が出ています

また、現在の株価水準はPER、PBR的に見てもまあまあ割安水準ですし、なんと言っても株価は昨年の株式分割により1株200円以内で購入できるので、初心者でも買いやすい金額であることは間違いがありません。

一方で、先ほども述べたとおり、現在の株価の過熱感を考えると、今すぐに購入するというよりは少し様子を見てからでも遅くないと思います。

そこは自分の投資スタイルによって購入方法を変えていく必要があると考えます。

配当利回りで考えても、長期的な配当受取目的で買うのであれば、現在の2.7%よりも高い利回りで買いたいと個人的には思います。

配当金

次に配当金です。過去10年間の配当金の推移は下記の図のとおりです。

配当推移

また、過去10年間の配当性向推移は下図の折れ線グラフで表しています。

配当性向推移

配当金はここ数年は5円を維持しています。

昨年に株式分割を挟みましたが、安定的に増配してきています。

配当性向も10年間の推移で見ると30%から40%を維持しており、無理なく配当金を出していることがわかります。

企業のHPにも配当方針について下記の記載がありました。

長期保有の株主の皆さまの資産形成にあたっても、魅力のある株式として引き続き選んでいただけるよう、今後も企業価値を高めるとともに株主還元の充実を図ってまいります。

出典:NTTのHPより引用 https://group.ntt/jp/ir/shares/dividend.html

配当も順調に増えているところや企業の還元の姿勢から見ても、長期間にわたって安心して保有できる銘柄のひとつです。次回の決算でもこの株主還元姿勢が継続されるかがポイントですね。

結論

NTTの株価は短期的に187.5円から200円まであがると予想します。

理由

・盤石な財務

・チャートで見るとトレンドが上昇基調

・配当の実績と株主還元方針が前向き

・今後も増配&株価の値上がりが期待できると感じる

時価総額も大きく、誰もが知る大企業だからこそ、安心して買うことができる銘柄ではあるものの、いざ買うときにはタイミングを見計らうなど、慎重さも必要なのかなとは考えています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

これから株式投資を始めたいと考えているかたも、すでに株式投資を始めているかたも、手数料が業界最安クラスのSBI証券での証券口座開設をお勧めします!

おすすめする理由は3つ!

・業界最安級の手数料(2023年9月30日から国内株式は売買手数料0円 ※諸条件あり)

・取扱銘柄が豊富(投資信託も2,000銘柄以上と国内トップクラス)

・住信SBIネット銀行との組み合わせで金融商品のスムーズな買い付けができる

口座開設がまだのかたは下記リンクから開設ください!

読んだ感想や分析してほしい銘柄などありましたらコメントいただけますと嬉しいです。

以上です!    

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次