NTTが決算発表で株価はどうなる？｜決算内容をわかりやすく解説

本日はNTT（9432）が第３四半期決算を発表したけどどのような内容だったの？という方のために、わかりやすく内容を解説し、今後の株価がどう動くか、具体的に予想します。

この記事を読むことでできること

また、全員が私を知らないので、少しだけ自己紹介させてください。

私は普段から日本株の財務分析が好きで、自分が次に買いたい銘柄を見つけて投資しています。

私の記事を読んで皆様が投資したい銘柄が見つけ、投資に向けた第一歩となればこれほど嬉しいことはありません。

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※投資は自己責任です。本ブログでは特定の銘柄の購入を勧める、または株価を予言するものではありません。最終的な投資の判断はご自身で行ってください。

結論

NTTの今後の株価は179.3円→200円まで上がると予想します。（令和６年２月８日現在）

私は今回の決算を受けても引き続き株価は上がると考えています。

その理由を解説します。

以前の記事ではより詳細にNTTの財務を分析しています。

よろしければご覧ください。

本日の株価

まずはNTTの令和６年２月８日の株価の動きです。

下図が１日のNTTの株価の動きです。

決算発表された午後２時以降、ガクッと株価を落としました。

結果、本日は前日比−2.24%で、179.3円になりました。

実は私も1,000株保有していますが、今日1日でガクッと下げてしまいました。

決算分析

次に決算内容を見ていきましょう。

概要をまとめると

(いずれも対前年同期比)

そうですね、ただ、大きなマイナスではなかったこと、通期の進捗率を見ても３Q終了時点で目安の75％を超え、82.8%となっていたことなど、前向きに捉えられる結果でもあったと思っています。

こういった理由から、私の決算に対する印象は、「まだあわてるほどのことじゃない」です。

とはいえ、最終益がマイナスになったことで、相場的には嫌気され、株価が下がったものと推測しています。

そのため、株価の下落は一時的なものと考えており、業績的には大きなマイナスではないので、今後は業績成長や増配の可能性もあると感じています。

決算の要因

具体的にどういった要因で今回の決算内容に繋がったのか、分析していきたいと思います。

営業収益を支えているのはICTとグローバルソリューション事業

上図はNTTのセグメント別の収益の収益配分を表しています。

今期の利益がどのセグメントから計上されたのか一目でわかります。

ここから、コンサルティング事業や、ソフトウェア開発などのグローバルソリューション事業、ICT事業がNTTの収益構造を支えていることがわかります。

一方で地域通信事業の利益はなかなか改善ができていないことがわかります。

モバイル事業は事業継続に多額の固定的な費用が必要になるため、収益を大きく生み出すことが難しいのではないかと想像しています。

今後の展望

NTTの決算補足資料では今後業績は回復していくと予想しています。

ノンコア資産（企業の中核とならない資産）のスリム化や事業の見直しによって、効率的な運営ができれば経費削減でき、さらなる利益拡大が期待できるでしょう。

また、第１、２四半期からの利益改善の傾向と現在の通期の売上高進捗率が80％を超えている事実から考えて、通期の業績は100％を越えてくると思っています。

結論

NTTの今後の株価は179.3円→200円まで上がると予想します。

では以上の結論から、これからどのように行動するか？

最後までお読みいただきありがとうございました。

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以上です！