ぶっちゃけ業績悪すぎてビビる
まさかの1日に2記事投稿スタイルです。
本日紹介する銘柄は「ウエルシアホールディングス」(3141)です。
この記事を読むメリットは2つです。
・ウエルシアホールディングスの決算内容がわかる
・ウエルシアホールディングスの株式の売買に活かせる知識が身につく!
ほとんどの方が私を知らないので、少しだけ自己紹介させてください。
私は日本株の財務分析が好きで、自分が次に買いたい銘柄を見つけて投資しています。
私の記事を読んで皆様が投資したい銘柄を見つけ、投資に向けた第一歩となればこれほど嬉しいことはありません。
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※投資は自己責任です。本ブログでは特定の銘柄の購入を勧める、または株価を予言するものではありません。最終的な投資の判断はご自身で行ってください。
結論
ウエルシアホールディングスの株価は1500円まで下落すると予想します。
ウエルシアホールディングスとは?
ウエルシアホールディングスは、時価総額約4,176億円のドラッグストアチェーン最大手です。
調剤薬局を併設し、24時間営業のウエルシア薬局を全国に展開しています。
ウエルシア薬局の強みは24時間営業であるところなんだよね。
私も何度か深夜にお世話になったことがあります。薬局ってだいたい9時位にはしまってしまうので助かりますよね。
ちなみにウエルシアはイオングループの傘下にあり、グループ全体で2,825店舗を運営しています。
株価
上図は過去3ヶ月のチャートです。
10月に大きく株価を下げましたが、1850円付近で一旦底打ちして最近は上昇してきているように見えます。
ただ、5年間の長期的なチャートで見ると、5年間ほぼ下落傾向にあることがわかります。
今まで幾度となく買いたいと思ったこともあったな、、この銘柄
買っていたら今のところ含み損が発生していたでしょうね。
ちなみに2024年12月3日時点での株価は1,954.0円です。
過去の株価推移を見ると、変動が激しい傾向にあります。
売上高
2024年2月期の売上高は1兆2173億3900万円で、前年同期比6.4%増となっています。
売上高は増加傾向にありますが、その成長率は鈍化しています。
2015年どうした!?って感じだけど、売上は順調だね
営業利益
2024年2月期の営業利益は432億3100万円で、前年同期比5.3%減となっています。
これは主にコロナ関連需要の反動減が影響しています。
2023年をピークに利益が減っているのが気になりますね。
前回のサンドラッグは反動で利益は増えていたけど、ウエルシアは減少しているんだね。
純利益
2024年2月期の親会社に帰属する当期利益は264億5100万円で、前年同期比2.1%減となっています3。純利益の減少は、営業利益の減少が主な要因です。
2025年の予想は更に減少して200億円を割る予想となっています。
営業利益が減っているから最終利益も減少しているね
自己資本比率
2024年2月期の自己資本比率は43.0%です。
この数値は安定しており、財務健全性は維持されています。
40%という数字自体は悪くはないけど、最低限のラインといったところでしょうか(上から目線)
このままこの値は維持していきたいね
ROA
2025年のROE予想は3.06%で非常に低くなっています。
気になるのはこの値が2021年をピークに下落に転じており、総資産から得ている利益が減っているということになります。
これはすなわち、資産効率の悪化が見られるということです。
日本企業の平均や業界の平均と比べても低い値だね
ROE
ROEもROAと同様に前年度から低下しており、株主資本の効率的な活用が課題となっています。
業績が何しろ良くないので利益率も悪くなっていますね。
一株配当
2024年2月期の予想配当利回りは1.84%でした。安定した配当政策を維持していますが、現在は株価下落により利回りは上昇傾向にあります。
今後もこの配当が維持されるのか。これが皆さんの知りたいところであると思います。
では次に利益のうち、何%を配当金として株主に還元しているのか見ていきます。
配当性向
配当性向は近年20%台を記録しています。
配当性向は目安で40%程度であれば問題ないとされていますので減配のリスクは低そうです。
しかし、もともとウエルシアは高配当銘柄ではなく、株主還元政策に力を入れている企業ではないため、このくらいの値になっています。
企業の株主に対する還元姿勢が見えるね
EPS
2024年2月期のEPSは129.38円です。
2023年度と比較すると減少しており、一株当たりの収益力が低下しています。
2025年度は大きく落とす予想となっており、なかなか収益が上がりにくい構造になりそうです。
収益的には安定しているとは言えなそうだね
決算
そういえば前回の記事でサンドラッグはとても業績好調だったのに同じ業界でどうしてウエルシアは業績が不調なの?
その答えは決算の中にあります。
まずは最新の決算短信を御覧ください。
決算をまとめると
・最終利益5.0%減
・1円増配
・増収減益傾向
ウエルシアを取り巻く環境は非常に厳しいものがあります。小売業界の出店競争激化や物価高によりそもそも販売数量の確保が難しくなっていることが挙げられます。
また、今年からタバコの販売を取りやめたことは店舗の売上の減少につながったとしています。
たばこは利益率が良いからね
一方で、プライベートブランド(PB)商品の売上は前期比12%増と好調で、今後の成長が期待されています。
ニュース
2024年2月28日、ツルハホールディングスとの経営統合が発表されました。
この統合により、両社の強みを活かしたシナジー効果が期待されています。
競合他社との競争という側面においても優位性がありそうです。
競争優位になるといいね!!
株主優待
株主優待として、株主優待券、新潟県産こしひかり、ポイント、カタログギフトが用意されています。
日頃WAONポイントを使ったり、貯めたりしている方にとっては有益な優待です。
あくまでおまけ程度に考えておこう
結論
ウエルシアホールディングスの株価が1500円まで下落すると予想します。
営業利益、純利益ともに減少傾向にあり、売上高営業利益率も低下しています。
ドラッグストア業界の競争が激しくなっており、利益率の圧迫が予想されます。
グループ企業の囲い込みでいかに事業拡大していけるかが業績回復の肝となりそうです。
現在の投資家心理としてはなかなか買いづらい局面であると考えます。
長期間下落が続いていることも株価が上がりにくい要因になっていると考えられます。
これらの要因により、投資家のリスク回避姿勢が強まり、株価が大幅に下落する可能性があります。
ただし、PB商品の好調な売上や経営統合によるシナジー効果など、将来的な成長要因も存在するため、買いのタイミングをしっかり見極めて購入検討していきたい銘柄ですね。
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以上です!!
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