みなさん、「最近の日本株は高すぎてなかなか買えないよ、、、」と思っていませんか?
そんな皆様に本日は「私が最近密かに狙っている株を分析するコーナー」
略して「ひそかぶ」と題して今日も分析していきたいと思います。
この記事を読むことでできること
・投資したいと思う銘柄を見つけることができる
・銘柄を自分で分析する時間がないかたにとって時短記事になる
また、ほぼ全員が私を知らないので、ほんの少しだけ自己紹介させてください。
私は普段から日本株の財務分析が好きで、自分が次に買いたい銘柄を見つけて投資しています。
私の記事を読んで皆様が投資したい銘柄が見つかったり、投資に向けた第一歩となればこれほど嬉しいことはありません。
これから株式投資を始めたいと考えているかたも、すでに株式投資を始めているかたも、手数料が業界最安クラスのSBI証券での証券口座開設をお勧めします!
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かぶカウが密かに狙っている銘柄
さて、私が狙っている銘柄とは、ズバリ!
ヤクルト本社(2267)です。
理由は3つです。
・株価が安値付近
・高い収益性と健全な財務
・安定の業績と同業他社との差別化
本記事ではヤクルトの株について分析し、業績や優待内容、注目すべきポイントについてまとめました。
ぜひ最後まで読んで分析手法を参考にしてみてくださいね。
なお、本記事では2024年2月7日時点でのデータを元に分析していきます。
※投資は自己責任です。本ブログでは特定の銘柄の購入を勧める、または株価を予言するものではありません。最終的な投資の判断はご自身で行ってください。
結論
ヤクルト本社の株価は短期的に3,140円から2,800円まで下がると予想します。
その理由を解説していきます。
ヤクルトってどんな会社?
ヤクルトといえば言わずもがな、あの飲み物の会社です。
ヤクルトといえば、私のブログで1番初めに取り上げた銘柄なので非常に思い出深いです。
飲み物以外にも多角的な経営を行っていますので、よろしければご覧ください。
最新決算内容
2023年11月7日に出された第2四半期の決算短信は以下のとおりです。
簡単に内容をまとめると
・売上高前年同期比プラス8.6%
・経常利益前年同期比プラス0.6%
・四半期純利益前年同期比マイナス3.1%
・米州での売上が好調
純利益はマイナスになっているものの、そこまで大きなマイナスではないのかなといった印象です。
海外の飲料の売り上げが好調
ヤクルト製品は世界中に販売チャンネルを持っています。
決算によると、海外での売り上げが好調です。
特に米州で飲料の売れ行きが良く、前年同期と比べ30%もプラスに転じています。
円安の影響もあり、利益が伸長しているようです。
原材料価格の高騰の影響は大きい
一方で中国での売上減少と、原材料価格の高騰により、全体としての利益は減少しています。
下図はヤクルトのセグメント別売上高比率です。
どこの国で最もヤクルトが飲まれているかを表している円グラフです。
グラフから海外の中でも特に中国含むアジア、オセアニアの比率が高いことがわかります。
アジア・オセアニア圏での売上が業績のポイントになりそうです。
第3四半期決算に注目!
令和6年2月9日に第3四半期の決算発表があります。
決算では、特に飲料のキャンペーンなどにより、売上がどの程度回復するか、経費(原材料費、光熱水費)の改善があるかがポイントになりそうです。
ちなみに2022年から毎年の第3四半期決算ではプラス成長が続いています。
体調管理に注目が集まる季節にはヤクルトのような飲料の売れ行きが良くなる傾向があるのかもしれません。
株価チャート
続いてチャートを見ていきます。
上図1年間のチャートで見てみると、下落基調が続いており、最近は安値圏を推移しています。
最近好調な日経平均と比べて見ても心配になるくらい、下図 1ヶ月間のチャートでも下落が続いています。
また、株の「売られすぎ・買われすぎ」を判断する指標であるMACDを見てみます。
一般的には30以下で「株が売られすぎ」と判断できますが、現在はマイナスを推移。株は「売られすぎ」の指標が出ています。
株価下落の原因は何が考えられるかな?
今後の売上に対する不透明感
ヤクルトのメインである飲料の売上がこのところ調子が良くないと投資家からは判断され、株価が不調になっていることが考えられます。
「ヤクルト1000」人気が落ち着く
昨年はヤクルト1000が大ヒットし、店舗から在庫が消えるほど人気になりました。
その人気も沈静化と生産も追いついてきたことから、売り上げが落ち着いてきた可能性があります。
指標分析
一般的な財務指標は上図のとおりです。指標は全体的に日本企業の平均以上の値です。
特筆すべきは自己資本比率です。
一般的に30%以上欲しいと言われている中で驚異の約70%、財務的には盤石です。
また、企業の「稼ぐ力」であるROEやROAといった数値も日本企業の平均以上で、優秀な収益性を備えているといえます。
現在の株価水準はPER、PBR的に見ると「激安!」ではないものの、1年というスパンで見ても株価は安い位置にあります。
配当金
次に配当金です。過去の配当金の推移は下記の図のとおりです。
配当利回りは2%弱で、決して高配当ではありません。
増配はしてきている実績はありますが、配当目当てで買うのは得策ではないでしょう。
配当性向推移
また、過去の配当性向推移は下図の折れ線グラフで表しています。
配当性向は利益のうち、どのくらいを配当として株主に還元しているかを示す指標です。
一般的には30%程度が目安です。ヤクルトは無理のない範囲で収まっているといえます。
株主優待
ヤクルトには株主優待があります。
100株以上の保有で下図のような優待品をいただくことができます。
優待の権利確定は3月末と9月末で、今購入すれば、3月に優待品をゲットできます。
とはいえ、優待は投資の目的ではないと思うのであくまでおまけ程度と捉えておくと良いでしょう。
結論
ヤクルト本社の株価は短期的に3,140円から2,800円まで下がると予想します。
その理由
・株価トレンドは下落基調で回復に時間がかかりそうだと感じるため
・売上が伸長するか不透明感があるため。
・短期的に上がるか下がるかは決算次第
では、結局かぶカウはどうするのか?ということでアクションプランも記載します。
かぶカウ的アクションプラン
・今は落ちるナイフ状態、ひとまず様子見。
・決算前に買うことはない。
・株価が2,800円付近になり、株価が上昇してきたら購入検討。
現在株価は下落基調で、なかなか手を出しにくい状況ですが、財務指標は良好で、ヤクルトの製造している飲料には他社に真似できない機能性とブランド力があると考えています。
こうして差別化、ブランド化された製品を生み出していることを鑑みると、これからも乳酸菌飲料業界ではリーディングカンパニーとしての地位を確立していくことは想像に難くありません。
今後の成長も期待してチャンスがあれば積極的に買っていきたい銘柄だと感じました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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