自己資本比率驚異の80%超の信越化学工業株式会社を分析する

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最近すっかり春めいてきて、過ごしやすい陽気になりましたね

そんな今日も銘柄分析していきたいと思います

今日は「信越化学工業株式会社」を分析していきます

この記事は

信越化学工業の株の購入を検討している

信越化学工業の業績ってどうなの??

銘柄分析の手法が知りたい

こういったかたに向けて書いています

なお、本記事では2023年4月16日時点でのデータを元に分析していきます

目次

結論

短期的に株価は4250円まで上がると予想します

信越化学工業ってどんな会社?

出典:信越化学工業ホームページ https://www.shinetsu.co.jp/jp/products/%e9%9b%bb%e5%ad%90%e6%9d%90%e6%96%99%e4%ba%8b%e6%a5%ad/silicon-wafer/

みんな大好きシリコンウエハーを製造している会社です

会社名を聞いたところでどんな会社か具にイメージできる人は少ないのではないでしょうか

かくいう私も製品は正直みたことはないです

というか普通に暮らしてたら化学製品なんてあまり使わないでしょう

ということで信越化学工業のホームページで調べてみました

出典:信越化学工業ホームページ https://www.shinetsu.co.jp/jp/ir/individual/products/

めちゃめちゃ日常の中でお世話になってました

信越化学工業さん、使ったことないなんて言ってごめんなさい

特にテレビやエアコンに使われるレア・アースや、

窓のサッシに使われるシリコンも信越化学の製品だったとはつゆ知らず

セグメント別で見ると塩化ビニルパイプに代表される塩ビ製品や半導体シリコンの製造、販売

大きな売上につながっています

あと余談ですが、信越化学工業のHPが非常にみやすかったです

こうして企業の情報をわかりやすく発信してくださっていることは

投資家にとっても非常に助かります

皆さんもぜひ尋ねてみてください

https://www.shinetsu.co.jp/jp/←信越化学工業公式HP

指標分析

次にファンダメンタルの視点から信越化学工業の株を分析します

時価総額

8兆3576億円

時価総額はどのように決まるかというと株価×発行済株式数で決まります

信越化学工業の時価総額8兆円は非常に大きい数字と言えます

ちなみに日本企業の時価総額1位はトヨタ自動車で時価総額は約30兆円です

PER・PBR

PER 11.8倍

PBR 2.12倍

PERは割安水準です

PBRはそこまで割安ではない印象を受けます

過去3年間のPERで見ると最近は割安な状態であることがわかります

最近はより割安感を感じます

ROE(自己資本利益率)、ROA(総資産利益率)

ROE 12.7%

ROEは企業の自己資本(株主資本)に対する当期純利益の割合

投資家が出資した資本に対し、会社がどのくらいの利益を上げているかを表す財務指標です

ROEの数値が高いほど経営効率が良いと言えます

上場企業の平均が9%で

10%以上あれば優良企業と言われているので

信越化学は優秀ですね

ROA(総資産利益率)10.5%

会社が持っている総資産を利用して、どの程度の利益を上げているかを示す指標

資産を有効活用できているか知ることができる

日本企業の平均が約4%なので、非常に優秀です

自己資本比率

驚異の82.5%

一般的に30%以上あれば問題ないと言われているので

この数字がいかに突出しているかがわかります

同業種の間で比較しても、自己資本比率が飛び抜けています

有利子負債倍率

0.91倍

一般的には5〜10%以下が目安なので財務的には問題なしです

信用倍率

2.94倍

信用倍率は信用買い残と信用売り残との比率を示しています

信用買い残とは将来の売り圧力、つまり買い残が大きいほど、

今後の株価が上がりにくいことになります

配当金

配当金も順調に増配傾向にあります

配当性向も30%台なので無理して配当を出しているわけでもなく、

今後も安定的な配当が見込めそうです

配当利回りは2.4%です

NEWS

株式分割

2023年3月31日より1株を5株の割合で株式分割を実施しました

これにより従来は100株で200万円ほど必要だったところでしたが、だいぶ個人投資家にも買いやすい金額となりました

決算分析

通気の業績をみると、

今年の業績予想は過去最高を記録した前年度からさらにプラスになると予想しています

売上高等の利益も順調に推移していることがわかります

チャート分析

最近の株価チャートは順調に右肩上がりに推移しています

ここ数日で25日移動平均線をブレイクしたところなので

さらなる上昇に期待したいところです 

出来高も1日700~800万株あり、活発に取引されています

まとめ

信越化学工業の株価は短期的に直近の高値4250円まで回復と予想します

その理由をまとめました

ポジティブな要素

  • 信越化学のホームページでも新NISAの開始に向け、「個人投資家が投資しやすい環境を整える」という文言があったため、今後も個人投資家への施策をしてくる期待が持てそう
  • 驚異の自己資本比率80%超え
  • 財務健全

懸念

  • 景気敏感銘柄なので景気の波に影響されやすい

今後も信越化学工業の株価に注目していきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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