ヤクルトが決算発表！｜内容分析し、今後の株価や買い時を予想します

本日はヤクルト本社（2267）が第３四半期決算を発表したけどどのような内容だったの？という方のために、決算の内容をわかりやすく内容を解説し、今後の株価がどう動くか、具体的に予想します。

この記事を読むとわかること

また、全員が私を知らないので、少しだけ自己紹介させてください。

私は普段から日本株の財務分析が好きで、自分が次に買いたい銘柄を見つけて投資しています。

私の記事を読んで皆様が投資したい銘柄が見つけ、投資に向けた第一歩となればこれほど嬉しいことはありません。

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※投資は自己責任です。本ブログでは特定の銘柄の購入を勧める、または株価を予言するものではありません。最終的な投資の判断はご自身で行ってください。

結論

ヤクルトの株価は3,200円→2,800円まで下がると予想します。

私は今回の決算を受けても引き続き株価は下がると考えています。

決算結果とともにその理由を解説します。

以前の記事ではより詳細にヤクルトの財務を分析しています。

よろしければご覧ください。

株価の動き

まずはヤクルトの令和６年２月９日の株価の動きです。

決算発表された午後2時20分から、株価がジャンプするように跳ね上がっています。

結果、2月9日は前日比＋4.23%で、3,200円で引けました。

次に決算内容を見ていきましょう。

決算結果

まずは第3四半期の決算短信はこちらです。

概要をまとめると

(いずれも対前年同期比)

前回分析のとおり、アジア圏での飲料の売上がやはり厳しかったようですね。

決算を受けて、私の感想を一言で表すと、「まだ、買い時じゃない。」です。

その理由は

つまり、現在は決算発表によって一時的に株価が上がっているだけだと考えています。

私が考える安定的な投資戦略は、長期・分散・財務重視です。

短期的な株価の上下に惑わされないことが大切です。

とはいえ、ヤクルトの財務基盤は前回分析した通り、非常に盤石です。

今後、株価が上昇基調に変われば、安心してホールドできる銘柄の一つになると考えています。

決算の要因

では具体的にどういった要因で今回の決算内容に繋がったのか、分析していきたいと思います。

ヤクルト1000の実売が伸長

前回の記事でも書いた通り、ヤクルトの人気商品である「ヤクルト1000」の売り上げが大きく増収の要因に貢献しました。

下図は決算説明資料を抜粋したものです。国内乳飲料の売り上げが前期比＋116億円と、好調だったことがわかります。

今後もヤクルト1000の人気が継続するかが今後の課題になりそうです。

とはいえ、その点に関して筆者は一定程度安心しています。

今まで習慣的にヤクルトを飲んでいる人が突然飲むのをやめないと考えるからです。

また今回のヤクルト1000のように新製品の発売によって新規顧客も獲得することができると考え、継続的な収益構造が期待できると考えています。

アジアでの売れ行きが不調

ヤクルトの主な海外チャネルはアジア圏です。

特に中国での売上高は海外でも大きな割合を占めていました。

中国含むアジア圏での売上が低迷していること、飲料の生産にかかる原材料費等の費用がかさんでいるため、減益となりました。

結論

ヤクルトの株価は3,200円→2,800円まで下がると予想します。

では、以上の結論から、これからどのように行動するか？

最後までお読みいただきありがとうございました。

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